専業主夫

専業主夫

やってしまいました。乳飲み子を抱える身でありながら、やってしまった。

 

なにをやってしまったかと言うと、会社を辞めてしまったんです。

 

お互いの実家を巻き込んでの大問題勃発です。

 

自分はいいんですよ、納得の上での事ですから、せいせいしてるんです。

 

でも、周りはそうはいきません。

 

「どういうつもりだ!」「なに考えてんだ!」ワーだのピーだのそりゃ凄かった。

 

辞めた理由は端折りますが、自分としては仕方ないかなと・・・

 

自己都合ですので失業保険は3ヶ月後からの支給。

 

その間収入はゼロ。フ〜キツイ。

 

今思うとゾッとしますが、あの時は・・・はじけちゃったんですね。

 

そういう訳で、一時期、我が家は、専業主婦と専業主夫、ママが二人、パパが二人みたいな、親子3人がずぅ〜と一緒にいる期間がありました。

 

掃除、洗濯、お風呂の掃除、ゴミだし、ご飯の支度、すべてやりました。何てったって専業主夫ですから。

 

おかげで上手くなりましたよ!家事全般が。

 

当時、息子は生後5ヶ月。ミルク作ってオムツ替えて、一緒にお昼ねして、本当に全て二人でって感じでしたね。

 

思い出すと凄く懐かしく、多分、昼間普通に仕事をしていたら絶対に味わうことの出来ない貴重な時間でした。

 

勿論、収入がない訳ですから「オレは専業主夫」なんて言っている場合じゃないしお互いの”実家オールスターズ”の皆様にも多大なご心配をかけ、大変申し訳なかったんですけど、でもね、貴重な体験ですよ、二人で息子を一日中見守っていられるなんて。

 

仕事をしている時は、夜、遅く帰って、一杯やりながら今日一日の出来事を妻から聞いて、息子の寝顔を確認、あとは風呂に入って寝る・・・。こんな感じでしょ。

 

でも、この時の自分は、赤ちゃんを何事もなく育てて行く大変さ、不安、ストレス、思わず叩いてしまいそうになる衝動、肉体的・精神的な疲労感。世のママさんが抱える“大変なもの”を、リアルに自分も体験できましたから。

 

世間的には、この時期の自称“専業主夫”は、全然ダメ男ですけど、妻もこの時期のことを話題にすると「楽しかった」と言ってくれます。

 

おかげで、貯金はすっからかんになっちゃいましたけどね。

 

世間の常識がなんだ!自分達が納得してればそれでいいんだ!と開き直る専業主夫です。

 

あっ、そうそう、赤ちゃんを寝かせる必殺技をあみだしたんです。

 

ひとつは、眉毛を優しくなぞってあげる方法。

 

指でそっと眉毛をなぞってやるんです。

 

イチコロですよ。

 

そして、もうひとつは、手のひら。

 

手のひらを優しく掻いてあげるんです。

 

これも絶品です。

 

うちの息子は今でもこれをおねだりしますからね。

 

体にしっかり染み込んでいるのでしょう。

 

指先に刺激を与えるのって知能の発育に良いらしいですね。

 

その話からいくと相当掻いてやったんで・・・どうなんでしょう?

 

チョッと、余談ですが、2002年ワールドカップ アジア大会。

 

この時、当時住んでいたアパートの近くの施設が会場に使われて、いや〜燃えました。

 

だって、当時の代表選手が車で5分くらいの場所に集結するわけですよ!

 

あの時ほど息子がもっと大きかったらナ〜と思ったことはないですね。

 

一緒に燃えたかった、息子と。

 

会場にはサポーターが一杯で、「同じあの施設か?」と思うほど独特の雰囲気がありました。

 

チケットは無かったのですが、悔しいからまだ何も解らない息子を車に乗せ、会場前のコンビの駐車場でアイスクリーム舐め舐め、熱くなっておりました。

 

そこの施設は、コンサートもよく行われるんですよ。

 

スマップなんかが来ると周辺の道路が大渋滞でいい迷惑なんですけど(スマップさん、そのファンの方々ごめんなさい)

 

でも、クラプトンがきた時は燃え尽きました。

 

灰になりました。白い灰に。

 

私、ギター好きなんですが、息子が中学くらいになって「お父さん、僕、ギターがやりたいんだ」なんて言い出したら嬉しいですね!

 

そんな時が来るまで、頼む!クラプトン!どうか現役でいてくれ〜!

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